ハンガリー温泉 スーパー銭湯的なプール
アドリア海 コルチュラ島 優雅💛
バイクを借りて走ると穴場ビーチを探す
プリトヴィッツェ国立公園@クロアチア
宿の優しいお母さん、やっぱり心温まる
バイクが日焼けするんだ、でも爽快!
基本テラスでビール飲む日々!
夜行列車の食堂車、ハンガリーのご夫婦と同席
広大なフェスティバル会場のサンセット
盛り上がっております!
Fesカメラマン Maguと再会して
大きな夏休みが終わりました。これほど用意周到に計画された旅を今までしたことがあるだろうか。幾多のハードルを乗り越え、勇気を振り絞って、果敢に攻めました。そして新月の願い事は見事叶えられ、無事に岐路に着いたわけであります。
今回20年振りの欧州。20年という月日は多くの変化や発展、物価上昇、洗練、利便性が想像以上にありました。今回いわゆる東欧というエリアに旅に出たはずだったが、世界は西欧に近かったかもしれない。そして旅をしていて一切の危険を感じることなく、終始安心して歩を進めることができた。もしかしたら肩透かしをくらったくらい物足りなさもあったかもしれない。
ルートは大雑把に言うと、まずハンガリーのブダペストに飛んで、陸でクロアチアの首都サグレブへ。そこから国内線で地中海はイタリアに挟まれたアドリア海の名所Dubrovnikに飛んで、島めぐりしてスプリットから列車でハンガリーに戻り、夏フェスに1週間参加してから再度ブダペストへ戻り、イスタンブール経由で成田、と言う全3週間の旅。
旅程の宿は全てbooking.comで予約。船や列車、バスに至るまでネット予約していたのでタイムロスなし。着いてスーパーにちょっと買い出しして、ビール飲んで、どこかに食べにいくだけ。ぜいぜいスクーターのレンタル予約くらいが仕事。あとは綺麗な海で泳いで、外食に飽きたらキッチン付きのアパートでワインを買って自炊。
正直、楽過ぎて調子狂っちゃう。今回の反省点を言うなら、旅の醍醐味であるローカルや旅人との接点をもう少し多めに設計すべきだったことか。コロナだからか、マイナー地域だからか、空前の円安だからか、日本人観光客にはほぼ出会わなかった。
皆既日食をはじめて観たハンガリーのオゾラ村は、24年の間に大きく発展というか洗練され、今やハンガリーのフジロック的な夏の風物詩になっていてびっくりした。芝生の大海原には95%はヨーロッパの白人で埋め尽くされ、桃源郷のような楽園が形成されていた。しかもみんなピース!笑顔の人間しかここにはいないんじゃないかという世界なんよ。
パーフェクトな旅ってあるんだなぁ、とサチにつぶやいていたら、遠足は家に帰るまでが遠足なんだよと、まるで小学生みたいなことを言われ、そしたら案の定、帰りの飛行機で発熱、地獄のフライトになってしまったのは最後の汚点である。
しかしながら、旅でやはり忘れかけていたものをしっかりと思い出した我々は、理屈じゃないんだ、感覚なんだと、日々の生活の中でも感覚を研ぎ澄まし生きていこう!と原点回帰したわけであります。
おわり。