やっぱサボテン多い
うちわサボテン、超巨大!
馬旅で山登り
ユッカ(リュウゼツラン科)の天国
これ温泉です@トラントンゴ
この洞窟の中も滝も温泉、34~37度
これは行くでしょ!
温泉分析表@スペイン語
おまけ@メルカドにいたメキシコおじさん
タコス@本場
伝説の宿アミーゴ、3回目!
メキシコ旅その②は日食以外のご報告です。
ホントにハイライトの写真だけになっちゃいますが、めちゃ綺麗でした。
まずはレアルドカトルセ、太平洋沿岸のサンパンチョから6回、バスやタクシーを乗り継いてやっとたどり着く秘境。そもそもウィチョール族が今でも巡礼に来るという聖地近くの村。ウィチョール族は砂漠に自生するペヨーテというサボテンを儀式に用い、あちらの世界と交信するそうです。
村の道路はその昔から続く石畳で全てつくられていて、またしてもコロコロは厳しい環境に。最後のバスは村に入る直前、長い長いトンネルをくぐり抜け辿りつきます。しかも一車線しかない片側通行で石畳、もし崩れ落ちたら一瞬にして陸の孤島になるという状況にもかかわらず、普通に村人は暮らしておりました。
しかしながら旅人には有名な所で観光客も来て、お金を落としていきます。我々もご多分に漏れず、観光のメインストリームである「馬旅」に参戦。乗り慣れないとお尻のアソコが痛くなっちゃう経験を世界各地で持ち合わせる自分はやや躊躇するも、ここは行くしかない。
村を出てお馬さんにパカパカと、モンゴルを思い出す。が、景色が全然違う。ここはメキシコ、見える景色はサボテンやリュウゼツラン科のユッカというヤシの木的な植物がドンドン増えてきて、頂上付近はもう「楽園」そのもので、ナイスビュー!
頂上にはウィチョール族のファミリーが細々と住んでおり、ここまで来ないと見られない景色を見られて大満足。
お次は日本からチェックしていた温泉!
温泉ソムリエのわたくしは昨年ハンガリーでも体験&ご報告をしたと思いますが、今回はメキシコ温泉事情をレポート。
写真を見てビックリの青系乳白色。これは九州やら蔵王温泉みたいじゃないですか!
これは上がりますね。しかし世界の温泉というものはたいてい「ぬる湯」が基本で水着着用。泉質はというと単語を一語一語検索してアルカリ性単純泉という、割と一般的な泉質だと判明。硫酸塩なども含有していて成分量は日本の規定値をやや下回るという結果でした。
まぁそんなオタッキーな情報はいいとして、トルコのパムッカレを思わせる段々畑式の温泉は映えるでしょ?観光客は95%メキシコ人、あとアメリカ人と我々日本人2名。ここは1日入場料は200ペソ(1800円)と良心的な価格でメキシコ庶民も週末ともなれば押し寄せる人気ぶり。
最終ラインは首都メキシコシティに戻って、あの伝説の宿アミーゴに。中南米を旅する日本人パッカーで知らぬものはいないという名物宿、小生3回目。もういまさら行かなくても、、、という気もしたけど、日本のバックパカー貴兄に報告する義務があるんじゃないかと、行ってまいりました!
コロナ以降旅人激減のあおりを受けて、個室は半分はメキシコ人の月貸しになり、ドミ価格180ペソに値上げ、それでも個室利用も個室人数×180ペソ、最安値ではないでしょうか。
これまた伝説の富永マップも壁に健在、荷物預け1日10ペソという親切サービス。だいぶ年齢層の高い宿になっていましたが、若者バックパッカーも。日食6回経験者に出会いました。
あとはステハの元バイトじゅんちゃんに再会。メキシコ在住5年くらいでマッサージ師として生計を立てているとのこと。メキシコ人セレブを相手に大人気だそうで、さすがです。我々も旅の終わりに疲れを癒してもらいました。
そんなわけでメキシコ旅、久々に「旅」ってこういうんだよなぁとしみじみ。
去年のヨーロッパは事前予約づくめで何かと忙しくなってしまったことに反省し、今回は行き当たりばったり、流れに身をまかせる旅ができました。
やっぱり当たり前ですけど、旅しないと旅じゃない。日本に流布されているメキシコ危険説は完全にデマで、全然危険を感じることもなけれく、問題はありませんでした!
と、ここに書く予定でしたが、最後に大どんでん返し。
メヒコーロスのLCCの飛行機を予約したのに、理不尽にも乗せてくれませんでした。。。
おそらくオーバーブッキング、なんくせつけて、最後はフライトクローズ(まだしてないのに)と。カウンターで90分噛みついていたら最後は英語わかりません!と。
結局翌日フライト振替&空港隣接ホテル&食事提供されるも、ロス乗り継ぎのANA羽田行きがパーです、、、当日買いなおし15万。久々に心臓ドクドクするくらい怒った。
だから旅は家に帰るまでが旅なんですぞ。トホホ。。。