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SHIMOKITAZAWA
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メキシコ旅①日食&太平洋海編

日食直前@マサトラン近郊

皆既中3分

Kurato初の号泣

久々のビーチ日食

近くの小さなビーチリゾート@San Pancho

これがハカラメ!かわいい!

たまった洗濯物を洗濯屋さんに

ちょっと贅沢なディナーに

メキシコは壁アートがお好きなようで

ゆっくりまったり疲れを癒す

『勝負の10年』第二弾のメキシコ日食もあっという間に終わり、早めの夏休みが終わってしまった感じ。二人とも真っ黒に日焼けしてシミが心配な今日この頃であります。
今回日食はメキシコ・アメリカ・カナダを縦断する皆既帯で、それぞれの場所に散らばった日食ハンター達から皆さん綺麗に見れたと報告を頂いてます。でも結構直前まで雨や曇り空のところが多くて、冷や冷やしながらの観測成功だったそうな。

今回の日食はKurato10回目、Sachi9回目。それぞれ日食観測成功は7回と6回で二人とも2回曇りで見れなかったことがあります。ステハのHPに日食のページがあるので、詳細はそちらをご覧いただくと良いのですが、簡単にこれまでの観測地を上げますと、ハンガリー、南アフリカ、トルコ、ロシア、奄美大島、伊豆(金環日食)、オーストラリア、アメリカ、アルゼンチン、です。

ビーチ観測と言うのは2009年の奄美大島以来。日本の夏の海キャンプは本当に暑くて、雲も厚かった。今回もメキシコに到着してから薄い雲が気になりながらも、この程度ならいけると確信しておりました。しかしながらビーチまでのアクセスがなかなかのハードコアで、コロコロも全く役立たず、むしろ重荷に。。。
キャンプで挑んだ5泊、暑さ寒さの問題はなかったものの、食糧難やら水不足をどうにか乗り越えました。今回の日食会場の参加者はほぼメキシコ人で、外人勢は1割くらい、でもなぜかその内日本人の割合が多く、20人くらいはいたかな?パッカー上がりの強者が来ていました。

毎度毎度ですが、日食は本当に綺麗でした。文字で表現すると簡単な言葉になってしまうんですが、本当に「美しい」です。今回Kuratoは初の号泣。Sachiは毎回号泣していましたが、10回目だからなのか?皆既になった途端に涙が滝のように、、、
この感情も毎回不思議なもので、ようは感動している訳なんですが、皆既日食を見た瞬間に体の内側からこみ上げる何かがどっと押し寄せるような、それが涙となり流れ落ちる。そこには普段知っている太陽と月が日常生活では見たこともないような美しいリングとなり、それまで見ていた景色がそれまでとは全く違って見える。
よく「真っ暗になるんですか?」と聞かれるんですが、真っ暗ではないんです。これも表現に困る色合いで、朝焼けとも夕焼けとも違う微妙な色合いの空が広がっています。日食のリングが特に美しいのでそればかりを見てしまうんですが、周りも見回してみると様々な変化があります。皆既になるまでの段々と太陽が欠けていき、光が弱くなっていく感じもこれも普段にはない現象ですね。
今太陽の活動が活発な時期ということもあり、フレア(太陽の周りを照らす光)がいつも以上に輝いて見えたように思います。
ちなみに日本で見れる皆既日食は2035年、関東~日本海側へ抜ける皆既帯です。11年後ですが、わりと見やすい地域だと思うので、ぜひ。これまたよくある間違いですが、皆既100%じゃないとダメですよ、99%じゃ皆既日食は味わえないんです!

さてさて日食の後、キャンプの疲れを癒すべく3-4時間南下したビーチ San Panchoでしばしのまったりタイム。メキシコを旅するパッカーのほとんどはカリブ海を目指し、なかなか太平洋には行かないんです。日食の旅がいいのはメジャーな観光地を中心に旅人が行くルートとは関係なく、日食がその場所に連れてってくれることなんです。
しかしながら空前の円安&世界の物価上昇でメキシコの観光地はもはや日本価格に匹敵する物価で、そんな贅沢をする気になれなかったのが残念です。一番安いのはやっぱり屋台のタコス、でもビールはそこで飲めないのでコンビニで買って持ち込むのが定番。タコスが1個130円くらいで3個でちょうどいいから400円とビールが200円で600円、これが最安メヒコ食事事情。
お洒落レストランは下手したら1人5000円とかになります。
世界に出てみると、今日本に外人さんがたくさん来ているのが納得!となるわけです。

とりあえず日食&太平洋海編のご報告でした!また次回もお楽しみに!