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伊豆漫遊記2024夏

ちなみに温泉です!

今度は西伊豆の海、きれいです!

海の家的なところでげそ焼きと生ビール!

お宿のお料理は評判と聞き

石廊崎は伊豆の南端、暑い!

友人に誘われて「初スッポン!」

伊豆のコアプレイス、魔女の店でスムージー、2000円!

〆も温泉、硫酸含みの単純泉

昔よく富士山リサーチで伊豆によく来ていたんですけど、なかなか難航して最近は足が遠のいていた夏の伊豆に行ってまいりました。
最近は暑いのでぬる湯に行こうと「真夏に行くべき温泉」を攻めるようになったんですが、伊豆にもレア泉があって、廃校になった小学校のプールにぬる湯を注ぎこみ、温水プールのごとく、監視員もいらっしゃって、教室は客間と相成り、町営の温泉宿と化しておりました。温水プールにしてはちょっと温度高め、真剣に泳ぐ人には熱いでしょうね。温泉としてはぬるめで夏にはちょうどいい温度なんだけど、プールなんで座る場所もなく、どうせだったら温泉らしくゆっくり寛げるベンチなんかプールの中に作ってくれたらなぁと思ったり。暑い時は山梨の水風呂のような冷た~い温泉のほうが有難かったような気もしますが、これはこれで新しい夏の思い出となりました。

そもそも今回のお宿は数年前に雑誌Brutusに掲載されていた、絶品朝食を出す民宿というフレーズで紹介されていた宿に行く予定で、予約時に海に入られますよね?と念押しされて、そっかー夏の西伊豆にはみんな海水浴に行くんだと当たり前のことを指摘され、温泉プールのあと、水着も乾かない間に海に行く予定が組まれました。

西伊豆松崎町の岩地海水浴場はほのぼのとした所で、ギラギラ感なし、日本は物売りもいないし、落ち着いて過ごせました。圧巻は体の砂や塩を落とすシャワーなるものはなく、代わりに入口に漁船があってその中に温泉がかけ流されているではありませぬか。これは新しい!海と温泉をその場で味わえるというのはなかなかです。

お宿ですが、問題は女将がこわいという噂で緊張していましたが、怖い問題より久々の民宿で設備というかサービスの面で「う~む」となりました。部屋に座椅子なし、電波なし、冷蔵庫なし、館内に自動販売機なし、暑い夏に夕食時しか冷たいものが飲めない。しかるに外に買いに行くしかない。しかも夕食時に頼んだビールがぬるい。まぁこれも破格で美味しい料理が食べられるが故、と我慢するしかありません。がしかし、数年前8800円(2食付き)だった宿代は15500円とほぼ倍になり、なんかお得感は薄らぐ一方。たしかに料理は美味しい、でも一切説明なし、ついでに接客なし、会話なし。う~む。

翌日、下田在住の友人のところに遊びに行って、一緒に食事や温泉を楽しみました。いろいろ計画してくれる友人は奥さんがつきあってくれないという「スッポン料理」に行かないかと。食べたことないし、でも逆に誘われないと行かないかもと思い、折角なのでご一緒致しました。京都では昔は花街に行く前に旦那衆がスッポン屋に立ち寄るという歴史があったそうな。お味はちょっとウナギを思わせる節もありつつ、ゼラチン質のプルプル、何といっても出汁の味わいが美味しいし、新しい。

その後、お茶でもと連れていかれた所は南国のジュースBar的な趣き。しかも住宅地に潜んでいて、知らない人は来れないような穴場で、当日の朝に行くと伝えたから今日開けた的な自由度全開の店。なんでも下田へ移住して17年になる彼の移住初期からのご友人なそうな。魔女志望の彼女のつくるスムージーは彩りに溢れ、怪しさバッチリ2000円!スムージーなれど一切氷は使わないこだわりの逸品。しかしここはなかなか人は来れないだろうなと思っていたら、うちらが人を引き寄せたのか、一気に満席で、早々に退散。

そして下田駅前の温泉で〆。最初の温泉プールはアトラクション的で、民宿の温泉は超強塩泉で、なかなかゆっくり入れなかったから最後は単純泉でまったり。しかも硫酸塩多めで好みの泉質。男湯で人と話す機会はほぼないけど、友人と行けば別、しかも貸切。温泉トークもいいもんです。これで帰るのかと思いきや、〆の〆があった。名残惜しいからと結局行ったのはサーフィン仲間の中華屋。盛りだくさんの伊豆の夏休みでした!