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cafe Stay Happy

SHIMOKITAZAWA
since 2010

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流されない生き方

人は毎日当たり前のように生活してるけど、そんなに平穏に暮らしているようには思えない。どうしてだろうと考えると溢れんばかりの情報に踊らされているように思うんです。その筆頭格はやはりテレビ。部屋の電気でも付けるようにスイッチを入れて垂れ流している。朝、通勤前に時間を見るだけなら時計でいい。でも何かニュースは知っておいたほうがいいという思考からテレビになるんだと思う。帰宅後も同じようにスイッチを入れる。特段見たい番組がなくてもチャンネルを変えていって、少しでもマシな番組を見ている。もちろん、番組の中には面白いものもあるし、いい映画もやっている。

 でも僕らは見ない。なぜ見なくなったかの経緯は、最初は時間がなくて見なかった。そして引っ越した時に必要を感じなかったのでテレビのない生活がはじまった。そして東北大震災が起こってから異変が起こった。テレビの言うことがおかしいと思うようになった。原発の安全神話が崩壊したと言われていても決して廃炉にならない不思議。ましてやアメリカに原子爆弾を唯一落とされた国なのに。東京電力の責任追及が形だけで終わってしまったり、テレビの出演者も悪く言わない不思議。

 なぜだろう?この答えはたくさん考えられるけど、そもそもテレビというメディアはスポンサーの提供によって成り立っていることが大きな原因になっている。芸能人がプロダクションに入ったら一番最初に教えられるのは、スポンサーさんは神様だと。お金の出所が明確にあって、意に沿わないことは放送できないという事実。でもニュースは事実を伝えるのが仕事だと思っていたのに、スポンサーのお伺いをたてないと何もきないのがメディアだったんです。

 昔、政治家の汚職や芸能人のスキャンダルの番組を見て、悪いことをするとテレビで袋叩きにあうからメディアは警察以上に社会の監視に役立っていると思っていました。でも、テレビというものはスポンサーの商品を売るための宣伝ツールで、その番組の視聴率によって支払われる金額が大きく変動する仕組みになっています。つまり、人々の興味をそそる番組、ドラマ、バラエティ、そしてニュースまでも視聴率重視の番組作成がされているわけです。当たり前ですよね。世の中にニュースは山ほどあります。その中でなぜかネガティブなニュースばかりが放送されているのを感じていませんか?それは悲しいかな、人は不幸なニュースのほうが興味があるんですね。それを見て自分は安心する的な傾向がはっきりとあるんです。だから毎日人の不幸を見させられる。これって健全でしょうか。

 あるマスコミに務める人が世界を旅していろんな事件やニュースがあるのに、日本で放送されるのはアメリカ、中国、韓国、北朝鮮のニュースばかりだと僕が言ったら、日本人はそれしか興味ないからマスコミもそれ以外は取り上げないんだと言っていました。そしてその多くは戦争中に起きた両国間の問題で、日本は恨まれているという不幸なニュースです。やれやれ、これって情報操作っていうんですよね。
 
 というように、テレビで放送される制作番組はもとよりニュースまで湾曲された内容や視聴率重視の抜粋がされているという事実、そして最強の娯楽としてテレビは人々の余暇時間に利用され、その情報ソースで人は物事を考え、行動するという意味では国家の洗脳装置であると考えても過言ではないのです。最近はテレビの視聴率を初めてネット(SNS)視聴率が越えた時代になり、広告の掲載量も変わってきました。そして未だにテレビなどのインターネットを含むマスコミが言っていることは真実だと思っている人が大多数だということ。cafe Stay Happyはコマーシャルをつくれません。何億、何千万というお金がないからです。お金があるのは大企業と膨大な税金を所有する政府だけなんですね。要は世の中を洗脳できるのはこの両者だけ。非常に簡単なことです。そしてコロナという全世界を巻き込む大惨事の時も威力を発揮しました。一部では心ある医者達が異論を唱えても、マスコミが取り扱わなければ全体の情報量の僅かになり、情報は埋もれます。

 こうしたことを考えはじめると段々陰謀論と言われる世界に突入していってしまいます。でもそれは正しく陰謀ではないのかと。いくら正しい事を言う人がいても全体情報量の70-80%を手に入れれば、どんな事実も変えられるという実験がなされたようにも思います。僅か数%の人が世界の資産の過半数を所有するというニュース、これは完全に支配者層に世界のほとんどの人々が支配されているという数字ではないでしょうか。そこにはもはや国という括りはなく、支配する側とされる側という恐ろしい二極化があると思います。この仮説をするようになってから、世の中で起こる様々な事件、政治活動、法案の意図をいぶかしげに見てしまいます。

 支配者を統治者という言い方をするなら、その昔から国王がいて、お殿様がいて民衆を統治していました。その立ち位置で物事を考えると割と単純に見えてくるものがあります。農民をこき使って年貢を納めさせるのが役人の仕事、今でいう税金です。でもあまり厳しくし過ぎると歴史的に百姓一揆が起きてしまいます。これはなんとしてでも防がなければなりません。近代になって民主主義という言葉が生まれ、みんな平等だと言いますが綺麗ごとに他ならない。この統治する、される構造は何も変わっていないのです。日本は世界で3番目にGDPのある超先進国です。ということは税収もトップクラスです。なのに給料は上がらない。先進国でついに最低賃金の国になってしまいました。なぜでしょう?簡単です、経団連が政府と連携して賃金を上げないようにして、企業の利益だけが肥大化して内部留保し、さらに酷い話はTAX FREEの誰も知らない南の島国に本社を移転し、税金逃れをしている。そしてそれを取り締まらない。もし、そうした会社が税金を納めたら、税金が足らないから新しい税金をつくるという話にはならないはずです。でも実際は国民から年貢を搾り取るために手を変え品を変え、ありもしない事を国民に洗脳して無理やり納得させる。

 不安ビジネスという言葉があります。身近にあるのは保険です。もし、不幸な事が起きた時のために備えてお金を払いなさいですね。これ実際はなかなか不幸が起きません。でも起きない保証はありません。不安を払拭するためにみんなお金を払います。さて、ウクライナで戦争がはじまり、台湾有事という不安を大々的に洗脳し、軍事費倍増計画が成功しました。その翌日バイデンが習 近平と会談し、台湾有事を否定。軍事費は倍増のまま。ではなんでそんなに軍事費を多くしたいのでしょう。一番儲かるからではないでしょうか。オスプレイ1機で3600億円、それでいったい保育所がいくつできるでしょう。国家が税金を使う時、その裏ではリベートが支払われるといってもはや間違いという人もいないでしょう。昔の定番は高速道路建設、オリンピック誘致、土建屋さんからたくさんの税金が戻ってきますよね。どうやってこの膨大な税金を使って儲けるか、どうやって国民からより多く税金を徴収するか、この2点が役人、政府、そしてそれは今や国家を跨いだ支配者層グループの考えていることなんだと思います。そんな恐ろしいこと、あるわけないですか? 

 コロナに至ってはファイザー製薬のワクチンの売上に全世界の国民の血税が怒涛のごとく注ぎ込まれました。もはや製薬会社が世界を牛耳っていることになります。医者も薬を売るためにたくさんの病気を見つけ出したり、高血圧のように病気の基準値を下げて病気に認定したりして薬を売ることに専念しています。最悪な事に日本は在庫処理の恰好の国になっている。こうした様々な不思議の辻褄はどうしてもこの仮説がないと成り立たないんです。

 続いて、テレビだけ見なくても不愉快なニュースを目にすることになります。僕らはネットニュースも見なくなりました。検索エンジンであるYahoo、MSN、Safariといったものには必ずニュースを否応が無しに見させられます。なので携帯のSafariのアイコンを削除したのです。すると非常に穏やかな時間が訪れました。もし知りたいことがあれば検索エンジンだけのエコシアを使ってます。テレビを持たなくなって30年、ネットニュースを見なくなって1年が経ちますが何も困りません。大ニュースはステハに来たお客さんが教えてくれます。だから情報を完全に遮断しても十分生きていけるのです。仕事上必要なものであれば自分から情報を取りにいけばいい。よく、海外を旅するのは危険だと言いますが、そのほとんどは知らないローカルの人が話しかけてくるんですが、99%それは詐欺だから相手にしてはいけないと旅初心者に忠告しています。それと同じで何も頼んでもいないのに勝手に声をかけてくるのは、何か策略があるからなんです。だからある場所に行きたいとか情報を得たいならば、現地の言葉で女性や子供、老人に自分から話しかけて教えてもらいなさいと。彼等が詐欺師である可能性は低いからと教えています。そしてそれは海外に限った話ではありません。カフェにかかってくる電話の半分は営業電話で、ほとんどは詐欺まがいのものなんです。大抵は甘い言葉で、無料だとか、モデル店舗、お試し期間とか言いますが、話を聞くだけ時間の無駄なんですね。でも騙されてしまう人がいるから彼はやっているんです。人を見抜く力はだいぶ海外で養われたからなのかもしれません。でもそれは生きていく上で最も大事なことかもしれません。そのために何からやっていくのがいいか、完全に情報過多で冷静さを欠いている状況を打破しないといけません。

 その第一歩はメディアを徹底的に絞り込むことです。携帯も便利ですが、必要なツールしか使っていません。電話、メール、地図、天気、時計、エコシア検索エンジン、あとカフェを経営している関係上インスタくらいです。ゲームはしないしアプリも必要最小限、いらなくなったら削除。若い子の携帯中毒は明らかに不健康を通り越して危険な領域だと思います。常に与えられる情報処理だけで精一杯、もう考える時間も余裕もなく思考停止状態になり、常に追われている精神状態をなんとも思っていないという現代。これも統治者の目論見通りなんですね。学校教育も会社の仕事も与えられたものをやることしか求めない。独立、起業なんてしてほしくないんですね。このことに早く気づく必要があると思います。