2011年3月11日、福島の原発メルトダウンで甚大な自然破壊、ならびに人体への影響で日本は大きなエネルギー変換へと進むと誰もが信じていたと思います。
しかしながら経済優先へと舵を切った日本首脳陣によって原発は再稼働。当時から問題視されていた被爆者の甲状腺がんの増加。そして11年経って東京電力を相手取った裁判が開かれることになりました。

政府は言っていました。「ただちに影響はない」
11年経つと影響がでるということだったのでしょうか。原告の弁護士団長いわく、福島での小児甲状腺がんの多発は被爆以外には考えられないと。もちろん分かっていたことだと思います。

我々も震災の後、気仙沼小学校にボランティアで炊き出しに行ったり、双葉町の被災者が暮らす埼玉の騎西高校に無料のカフェ出店をしたり、友人がトラックで物資を届けに行くというので、お客さんからお預かりした物資を山積みにして保管したり、チャリティライブを開催したり、レジ前に募金箱も置いていました。

あれから年月は経ち、だんだんと風化してしまいそうな震災も、11年後ついに、甲状腺がんを発症した子供たちを守ろうとする裁判が立ち上がることになりました。
ステハでは震災直後、脱原発に関する署名活動をやって、提出した「さよなら原発1000万人アクション実行委員会」さんから10年間、活動報告やこれからの活動のパンフレットを郵送して頂いてもらっていたので、こうした裁判も知る事ができています。

電力自由化で、東京電力から自然エネルギー（ＧＰＰグリーンピープルズパワー）への変換をして、少しでも原子力発電したのもを使わないアクションをしてきました。
それ以外にも何かできないかと思っていた矢先、この裁判費用に関するカンパが目に留まり、今回まだ残っていた震災の募金を全額寄付することにしました。もちろん募金に協力して頂いた方へのご報告とともに、今こうしたことが実際起きているんだということを知って頂きたいという気持ちでブログを書いています。

この10年、コロナや戦争まで始まってしまい今までにないエネルギーの高騰がはじまっており、ますます世の中は危険な方向に進んでいるように感じます。今一度、あるべき姿を考えて行動していかなければならないと思います。詳しい資料はステハにありますので、知りたい方はお声がけください。

自然エネルギーへの切り替えをしたい方も信頼できる会社をご紹介できます。
グリーンピープルズパワー株式会社 （GPP）https://www.greenpeople.co.jp/

【311子ども甲状腺がん支援】
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