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SHIMOKITAZAWA
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ハンガリー温泉事情 by温泉ソムリエ

地元民の温泉へ

いわゆるプールで水着

激しい打たせ湯?

意外となかなかの泉質

今回のヨーロッパ旅、ハンガリーということで温泉があるんですね。温泉ソムリエ的には海外の温泉にももちろん行っておこう!と探して行ったのは、ローカル御用達の温泉。
ブダペストに来た観光客が行くヨーロッパの古典的な、いわゆるテルマエロマネ的なのはやっぱり観光地価格で5000円以上したので、ここはローカルなところに行こうと。

平日だし、利用客は中高年の方が多かったような。内湯は温度が20℃の水風呂、35℃と38℃の3つの湯船から構成されていて、38℃は思ったよりあったかくて40℃くらいあるんじゃない?と言うくらい上がり湯としてもいけちゃう温度。サウナもあって、水風呂というコースは日本と同じ。やっぱりぬる湯なんで、みんなゆっくり入ってる。ちなみに内湯と言っても、もちろん水帰着用ですよ、日本とは違って。ロッカーまで男女共用なのはちょっとびっくりしました。でも個室のお着換えスペースがあるんです。

ワシらは露天好きなんで、露天と言うかいわゆる温水プールに早速移動。2つのプールはやはり温度が35℃と38℃、でも体感はちょっと変わる感じ。日本のいわゆる「打たせ湯」的な放水があるんだけど強烈な水量!急に始まるのに毎回びっくりさせられる感じ。でも打たれるのがみんな好きらしく、放水されると終わるまで打たれてる。打たれ過ぎも良くないからと時間で放水は止まるシステム。プールサイドではハンバーガーにビールなんかの飲食もできて自由な感じ。ポンポンベッドもあってホテルのプールで寛いでる感じも楽しめる。

最後に帰る時に温泉分析表なるものがあるに違いないと探したらありました。温泉成分というのは化学記号で記されるのでハンガリー語が分からなくても成分は分かるんです。写真の成分を読み取ると、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム炭酸水素・塩化物泉という感じでしょうか。成分合計も1700mgと多いほうなんですね。源泉の飲泉もできて、硫黄の香りがしました!

そんなわけで、外国の温泉事情のレポートでした。2026年には世界最大の温泉があるアイスランドに行きますので、またまたレポートさせてもらいますのでお楽しみに!