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SHIMOKITAZAWA
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補助金の闇

プルルルル・・・・ステハの電話が鳴ります。

土日には有難いことにほとんどはご予約のお電話なんです。しかし平日に鳴る電話の大半はいわゆる「営業でんわ」なんです。もう出た瞬間の猫なで声の声色ですぐわかります。そしてよっぽど暇なら「ふむふむ」と聞いている時もあるんですが、大抵は「うちは大丈夫です」を連呼しています。

その営業でんわにはいくつかの決まったパターンというのがあって、我々が勝手に「補助金詐欺」というカテゴリーにしている電話は、政府の補助金の申請を代行します!というもの。
基本的に補助金の申請というのもは面倒な上に、ふたを開けたら補助金出ない、、、みたいな漠然とした印象を皆さんもお持ちではないでしょうか。
そこにつけ込んで、「弊社が完璧な申請を行いますので!」なんて甘い言葉をかけられて、でも手数料や入会金なるものを要求された挙句、結果補助金下りなかったり、下りたお金の一部しか支払われないなど、申請者の名前を利用して稼ぐ輩がおるわけです。

そんな中、ステハのエアコンもずいぶん年季が入ってきて(前の方の残置物なんで)、効きも悪いし買い替え時期なんじゃ?となり、ダメもとで補助金がどんなもんかトライしてみるか!とあいなりました。「あれは〇〇らしいよ」というファクトチェックもできないあらゆる事を、らしいよ話として信じ込んでいるのもどうかと思っていたので、ここはステハがひと肌脱いで!徹底的に補助金の裏側を探っていこうとなった訳です(勝手に)。

その作業、数か月に及びました。先ず、対象の補助金が何があるのかという問題です。こういうのをまとめているサイトが詐欺会社系だったりするので、探すのも一苦労。実際は市区町村、東京都、国で分かれた区分からピックアップして、自分が対象にあたるのかチェック、申請必要書類が用意可能なものなのか、あとは申請から支給までのリードタイム、こまかく言えば支給は工事前か後か、認可までの最短最長期間などなど。
そして次は機器の選定(AOP数値、エネルギー消費量、冷房暖房能力、パーツの互換性などなど)、申請基準の詳細把握、不備落ちした場合のリカバリー方法、法務局や税務所への必要書類の申請、受給した後の実績報告書の準備、と受験勉強なみの消しこみ作業を終えました。

今回の我々のエアコン入れ替えに申請できるターゲットは、消費エネルギー削減によるCo2削減という社会貢献に対して支払われる東京都の補助金です。まぁ温暖化問題も眉唾なんですが、そこは今回は置いといて、実際我々のような零細企業でも申請・受給できるのかを具体的に調べました。以下、問題点を箇条書きにします。


●前回の申請者数、受給者数、受給割合などを都が開示しない
●申請書類は多岐にわたり煩雑、エアコンメーカーの使用する値の文言と異なる表現が使用され、毎回メーカーと申請窓口への確認作業が伴う
●ステハのような賃貸で営業している事業者は新規導入するエアコンの耐用年数分の賃貸契約を大家に保証させる書面を提出しなければならない(!!)
●ガイドラインの表記はあいまいで、クリアしなければならない基準がいくつあるのか明確に告知していない
●Co2削減の数値は、削減量が多ければ受給される可能性が高いなどの指標はなく、予算を越えた場合は抽選である。その詳細に関しても開示しない

最終的に我々は20年近く前のエアコンを最新の機器に入れ替えても、なんと、東京都の目標とするCo2削減30%に満たないという事実を知り、窓口の電話担当者に噛みつくも「たいへん難しいですね」のコメント💦要は零細企業にはほぼ無理な基準という事が明らかになり、しかも何度も問合せている内に判明した事実も多々。
これって国や都は国民にいいことしてる風な偽善者であるという理解でいいんですよね?面倒な手続きで大半を振り落とし、最終的にはほぼ無理なハードルを掲げ、最後は抽選で落ちました。詳細は申し上げられません!という3段階で国民を煙に巻いているわけです!

や、闇ってことでいいですね、これは。最初から分かっていたような気もしますが、結論です。
消費税増税は法人税減税の手段であるように、公益財団は官僚の天下りであるように、国民の税金をあの手この手で搾取するのが役人の仕事であるこの国、いや世界どこでも変わらないのかもしれない。
でもまさか日本がそこまでとは、、と思ってしまうのも仕方ありません。巧妙な手口と情報操作で毎日テレビ見てたら騙されます。どうか皆さん、自分の身は自分で守るしかない、お知りおきを。