安曇野の自然の中で
お客さんが来ますように!
ライブは盛況、愛を感じる祭り
久々のゲストハウス泊で盛り上がる
長野在住の友人宅にお邪魔して
長野の蕎麦屋巡りもマスト
秋なのにこの積乱雲
今回ご縁がありまして、長野は安曇野で911のイベント出店にお呼ばれ致しまして、参上したわけであります。しかも我々の休みである平日の火曜と第二水曜という開催日で、こりゃ行くしかないと。
会場はアイヌの瞑想センター、みなさん慣れた感じで我々はアウェー感はぬぐえませんでしたが、どうにか無事やりきることができました。
そもそも、この辺りに移住してカフェでもやるのもいいよね的な考えを持っていたので、そこの住む人々の空気感を感じるには最適な催しでありました。
イベント終了後に宿泊したゲストハウスにも参加者が泊まっていて、いろんな話ができたし、いい話も悪い話も含めてリアリティを感じれました。
移住に関して言うと、やはり一番の関心は順応できるか、になるわけです。都会生活は殺伐として人情味がない、というのがあると思いますが、逆に田舎暮らしは人とハードに関わってきて翻弄されるという心配があるものです。
また都会は空気も悪いし自然がない、というのがあると思いますが、逆に田舎は雪かきがあったり、草取りが忙しかったり、何かと不便が多いということがあります。
そこに住む人々の生の話は非常に助かります。しかもそれが移住者であれば臨場感があります。
こうして繋がりを持つことで、安心して移住を決められたり、あわよくば空き物件など口を聞いてもらえる関係ができるかもと言った利点もあるかもしれません。
世の中利点ばかりではないので、今回逆に田舎ならではの農薬問題を耳にすることになりました。りんご畑を通りながら「ここに住んですぐ近くで農薬蒔かれたら大変だねぇ」なんて話していたら、正にその問題が。そもそも果物に散布される農薬は尋常ではないという話は前々から聞いているし、その農薬が地下水にまで検出されてしまう現実。地元の人にとって生計を立てるために必要なことは事実だし、それを回避するには日本人のかたくなな「綺麗な」野菜・果実信奉から脱却しないとならないわけです。都会人は田舎に自然を、大きな空を、きれいな水を求めてやってきます。そして日本のオーガニック作付面積はなんと1%もないとのこと。
都会と田舎別々の世界のようで当然つながっているわけで、みんなで全体のことを考えなければいけないわけですよね。それぞれいいとこどりでは誰かが損してしまう。
世界を旅していた時、旅人は背負わない、通り過ぎるだけ。
ローカルは日本も含めてそこに根を下ろす、ということは様々な問題と向き合うということなんです。それがリアリティ、何を良しとして、何を良しとしないか。そうした中で何を自分が選ぶか、むしろ選べるという幸せも多分にある。大抵はノーチョイスな場面のほうが多いのが現実。
いやぁ~、なかなか夢を現実にするというのは考えれば考えるほど悩ましい。
でも分かりました。何が自分達にとって一番大切なのかを話し合って、あとは何があっても乗り越えるだけなんですね。我々の旅はまだまだ続くのであります。
お楽しみに!