
群馬・尻焼温泉

万座温泉 湯の花旅館

ギリギリの営業

牛に引かれて、、、

ナイスビューで茶をしばく
最近、第二火・水・木の三連休というのを定番にしようかという意見がありまして、おそらくイレギュラーがない限りそのようなスケジュールにしていこうと思っています。だんだん年をとるとゆっくりしたくなるのが常でございます。
かと言って毎週週休二日は我々飲食店事業者にとって、厳しいのが現実なんですね。昔サラリーマンだった頃は当たり前の権利なんて思っていましたが、もうそういう世界に生きてないんです。働いた分だけ実入りのある生活は手厳しい反面、自由も獲得できるんです。
そんなわけで、今月も引き続き三連休!
今回は群馬の酸性泉とまたまた長野のお気に入り上田の霊泉寺温泉に参りました。東の横綱・草津と隣り合わせの万座温泉は成分の濃い、カラフルで、押しも押されぬ大関級の温泉です。その前に、前から行きたかった川の底から湧き出す野湯・尻焼温泉で大自然の中でまずはたっぷりと浸かってきました。勝手にちょっとぬるい感じをイメージしてて、何度もスルーしてきた温泉ですが、意外と熱い!まさに尻焼き。でもそこは川の水との混ざり具合と湧き出す場所によって温度が違うので、ちょうどいいポイントで寛ぐことができて、のんびりしちゃいました。もちろん水着着用&タダです!
そして万座温泉、ひなびた温泉研究会のお墨付きの硫黄含有量日本一!しかも1800mの標高で温泉最高地という冠付の温泉地。今回のお宿「湯の花旅館」の何が凄いって、その廃墟ぶり。ひなび感を越える程になにもかも傾いている。
湯舟に入って視線をむけた先はみんな斜め、平衡感覚というものがわからなくなるくらい。湯舟の湯の水面も斜め。窓は当然閉まらない、巨大な二等辺三角形の隙間から山頂の山風が容赦なく舞い込んで、初夏だからいいものの、冬だったら遭難した登山客の気持ちに匹敵する緊張感を味わえたんじゃないかと。廊下の床は異常に盛り上がり滑り台状態。しかもポンプが故障の為、肝心の露天風呂のお湯が入っていない。フロントには大きな義援金箱が。
天井は雨漏りがひどいのかビニールシートやらがかぶせてあって、我々はどこにいるのかと。。。それでもお宿は普通に営業しているんです。
ひなびた宿の経験値も上げて来た我々は炊事場がある場合は素泊まりが基本。昔より湯治場だったところも多く、我々はステハ弁当持参、マイワイン持参、湯治客の装備で立ち向かいました。炊事場もかなり年季の入ったものでありましたが、そろそろぼやきはこれくらいにして、肝心の湯はと申しますと素晴らしい!じゃないと即日潰れますよ。温泉マニアというのは湯を求めてどこまでも行くんですね。ある面、それはそれでロマンあります。
続いて県境を越え、長野に渡り北信の温泉地、山田温泉。結構マイナーではあるけど、共同浴場に掛け流された温泉があるんです。高山村にはワイナリーもあって景色のいい所。そのあとランチになかなか行かない長野市に。基本平地に温泉は少ないわけで、長野市街にはかけ流し温泉はほぼありませぬ。なので長野によく行くのに長野市には全然行ってなくて、あの善光寺にも行ったことなくて今回、牛に引かれて善光寺参りさせて頂きました。
更に我々は進路を南下させ、お気に入りの温泉地・上田の霊泉寺温泉。人里離れたこの温泉地は現在稼働中の宿4軒だけであとは何もないんです。しかしこの上田市内、松本市内へのアクセスも車で30分、しかも他の温泉地への距離感もいい。
さらに深堀りするために、近隣に車を走らせ景色のいい盆地地形の尾根部分を中心に高台から見てみる。この「ここに住んだら~」の妄想を掻き立てる行為、いいですね。
少し降りて行くうちに景色が変わる。見晴らしのいい場所にカフェがあれば飛び込んでみる。どんなお客さんが来ているのだろう。「ここでカフェやったら~」妄想天国、こんな旅もいい。