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cafe Stay Happy

SHIMOKITAZAWA
since 2010

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フェアトレードタウン世田谷 おいしいもの巡り

ステハもフェアトレードの食材を扱うカフェです。
何でも安く売る企業が、特に発展途上国への大量発注による仕入れにおいて、資本主義の理論に基づく値引き交渉が行き過ぎになり、生産者の利益が確保されないケースが多い世の中。そんなことに消費者は無関心であり、「安ければいい」という大半の人の意識が益々企業の価格競争に拍車をかけています。

スタバの仕入れる海外のコーヒー農園における児童労働が問題になり、世間から悪評を受け、あらためたという事がありました。また、ユニクロが発注するバングラデッシュの工場で老朽化したビルが倒壊して、多数の死者が出た時も、こうしたギリギリの賃金で働かざるおえない労働者は一番の被害者かもしれませんが、過剰労働を強いるしかない状況に追い込まれた経営者もギリギリの利益で請け負っている為、安全面の措置を取れない状況を生み出していました。

ステハは世界を見て、日本を見て、非常に豊かで安全な日本に生まれたことに感謝するだけでなく、途上国が先進国の踏み台になって世界が成り立っていることを多くの人に伝えたいし、日本に居ながら少しでも自分達なりに改善できることは何かを考えた結果、いくつかのことを実践しています。

①テレビを見ないこと
大企業の広告収入によって成り立つメディアは宣伝活動により大量生産大量消費を生み出します。コマーシャルはもちろんワイドショウ的な番組も企業に有利な構成になるのです。

②大企業商品やチェーン店で極力消費しない
要は不買運動ということ、顔の見える個人商店でお金を落とすことを第一に考えてます。企業が多額の宣伝費をかけるということは、当たり前ですがすべて原価に加算されます。それでも利益が出るってどういうことか考えてみればわかります。仕入先から極端に安く購入していること、粗悪な原材料を良く見せて売っていること、それをテレビCMで洗脳していること。

③カフェで本当に体に、心に、環境に優しいものを提供し、その良さに気づいてもらうこと。そして興味を持ったお客さんに説明すること。

こうした活動から今回フェアトレードタウン世田谷の方からお声がけ頂き、「世田谷おいしいもの巡り」に参加させて頂きました。世田谷を世界でフェアトレードタウンとして認定される街にするために必要なミッションがあり、その一環としてこうした活動が行われています。
以下、主催者の要旨を記載しておきます。

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持続可能な社会の実現には、地域の発展と地球全体の発展という、2つの視点が必要です。フェアトレードタウンとは、持続可能な社会の実現を目指して市民、行政、企業などが地域一丸となって、地域の産業を大切にしながら、フェアトレードを推進する街のこと。6つの基準をクリアして認定機関による審査を経ることでフェアトレードタウンに認定されます

「世田谷おいしいもの巡り」では世田谷のカフェや飲食店とフェアトレードタウン世田谷推進委員会がコラボレーション。5月8日ー31日にフェアトレードの材料をつかったスペシャルメニューを期間限定で提供します。​人と地球にやさしいハッピーミールをめぐってフェアトレードを体験しよう!

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【フェアトレードタウン世田谷 おいしいもの巡り】
日時:5/8(土)~31(月)
参加方法:参加店舗19店で対象商品を使用したメニューをオーダー
   →スタンプ(シール)をGET
   →カードの裏面のアンケートに答えて→お店で応募!
商品:抽選でスペシャルフェアトレードBOXが当たります
開催店舗並びに主催URL:https://fttsetagaya.com/

★ステハのメニューで対象になるのは、ソフトドリンクは8割方、コーヒー、紅茶、ココア、バナナシェイク等、多数あります。食事メニューだとベジカレー、スイーツだとバナナケーキ。ステハでは定番メニューばかりなので、この期間以外ももちろん提供しています。