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SHIMOKITAZAWA
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映画紹介~地球で最も安全な場所を探して~

”核のごみ”をどこに捨てる?
原発推進論者の科学者がそのゴミを埋めるのに”世界一安全な場所”を探す旅に出るという一見、反対派が世に問うテーマに思われがちな映画ですが、逆の立場の方が真剣に打開策を求め旅に出るという一風変わったドキュメント。

ステハに自然エネルギーを供給してくれるグリーンピープルズパワーのW氏の紹介で、久しぶりに映画館に行ってきました。
やはり足を運んで見るというのは違いますね。コロナでめっきり外に出なくなった貴兄も多いかと。見るぞ、という意思が大事。そこから何か持って帰りたい、せっかくなら。

さてさて、本題のあらすじですが、旅はアメリカ・ユッカマウンテン、英国・セラフィールド、中国・ゴビ砂漠、青森県六ケ所村、スウェーデン、スイスと世界各国に渡り、100000年の危険が残存すると言われる使用済み核燃料、いくら現世の人がメンテしていても次世代に、というか1000代後の世代に受け継いでいくという途方もない話。

果たして人類は存続しているのか?はたまた絶滅し氷河期を越え、また生命が宿ったころに、危険という文字が解読されるのか?もうそんなことはその時考えてもらえばいいと投げやりになることが今の人類の倫理に叶うわけもなく、人は考え続けるのです。

結論は言いません、それはお約束です。

原発事故から10年、もう風化してしまったかのように世間の話題はコロナになってしまいましたが、いまだ福島は人が住めない地域があり、海に流された汚染水、全国に散らばった汚染土は自然を汚染し続けています。
「ただちに影響はない」というフレーズ、多くの人が不信感を持ったことがいずれ影響を痛感する日を待つことになる。

コロナ騒ぎでワクチンをみんな打つ、遺伝子組換のワクチン、これもただちに影響はないもののひとつかもしれない。とにかく考えるきっかけを与えてくれることは間違いありません。

 

地球で最も安全な場所を探して【予告編】 from Kiroku-bito on Vimeo.