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連休日記No28  群馬秘湯 法師温泉編

超有名 法師温泉

190年の歴史だとか


1982年CM 国鉄 フルムーン 高峰三枝子 上原謙 のポスター 懐かしい!

囲炉裏で茶をすすります

群馬の山の中にひっそりと

露天に続く内湯も総ヒノキ

古民家ならではの風情

帰りに谷川岳にロープウェイ

サチ両親もご満悦!

日本秘湯の会、14軒目は群馬の法師温泉。
とあるマニアランキング日本全国4位という人気スポットをついに攻略。
ここの内湯は高い天井に田んぼのように整然と並んだ温度の違う湯&湯治場の名残で混浴。そして明治時代に作られたという洋窓のような作りがなんとも雰囲気を醸し出す有名温泉で、かの上原謙と高峰三枝子が国鉄時代のCMで混浴を披露したことで有名になりました。

温泉好きならその名を聞いたことがあるであろう法師温泉は、メインの法師の湯がほとんどの時間帯、混浴であることから若い女子は尻込みするという宿であります。それもそのはず、ネットの情報によると混浴に入ってくる女子を待つために湯船に長い時間潜伏し、獲物を待つ通称「ワニ」という輩がいるという噂が蔓延しておるのです。

しかし、勇敢な妻サチは果敢に混浴に挑戦してきました。もちろん閑散時間を狙って、でも一人男子が向こうをむいているところをササッと、チャポン! でもドキドキしたそうです。その後、本当にワニに遭遇、女が混浴に入るのを外で張っている輩を発見して、もう入らないと言っておりました。

まぁそんな混浴あるあるの宿ですが、泉質はこれまでも秘湯シリーズでNo1!
ややぬる目で湯は柔らかく、何といっても気持いい。これならワニも潜伏OKってわけですな。
そんな有名宿に今回はサチの両親を招待して4人で堪能してきました。190年の歴史があるという旧館をはじめ、新館も昭和15年築で国の文化財に指定されており、風情があります。
お料理も一般的な旅館の食事とあきらめてはいたんですが、こちらはお味がよろしいようで、秘湯宿・泉質部門、料理部門でも堂々第一位を獲得して総合評価も一位となりました!(ちなみに僕の個人的評価)

翌日、谷川岳のロープウェイへ。そんな乗ったの何年ぶりだろうか。
標高1977mと日本は百名山、近代的なゴンドラで20人乗り、観光名所になっていて平日は定年した両親と子供というコンビネーションのベスト観光のひとつなのでしょう。そんな予定のなかった我々は薄着で行ってしまい、寒い、寒い。頂上はなんと6度!でも高い所に上るのは気持ちいい。晴天で富士山もかすかに頭だけ見えました。

あんまり寒かったんで、また帰りに温泉。みなかみ町営温泉センター三峰の湯に立ち寄り湯。
こちら山の中にひっそりとあるプレハブ。やぁ~ちょっとネットで検索して行ってみたけど失敗したなぁ~と思って入ったら、この湯やばいね、いいじゃないですか!?
町外の人でも400円、どうりで混んでるわけだ。まさに町のコミュニティスペース、毎日のように来ては世間話に花が咲いているようでございやす。
でも熱い!内湯45度、小さな露天43度、真っ赤になっちゃいました。

ふらふらになって関越を一路下北沢に。お疲れちゃん!
今回もまた秘湯をつぶして、いい湯に巡り会えました。 おわり。