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SHIMOKITAZAWA
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6/25(火)~7/10(水) 南米皆既日食観測のため、お休み頂きます!

皆既日食

今回の皆既帯(南米大陸地図)

お前は天体観測隊員か!的な感じですが、我々ステハチーム(妻と僕)は一生日食を追いかけるとHPでも告知していますように、地球の裏側まで飛んでいきます。しかも南米はこれから冬。夏を追いかけて旅してきたバックパッカーとは真逆のことをしてしてみたくなりました。

今回の日食は南太平洋上で日の出を迎え、午後になってやっと南米大陸に上陸。チリ・アルゼンチンだけがギリギリ観測できるというもの。観測地のメインはチリの沿岸、ラセレナという港町で既にほとんどのホテルは満室状態。我々はというと6900mのアコンカグア山を擁するアンデス山麓を越えてアルゼンチンはサンファン近くの小さな村、サン・アグスティン・デ・バジェ・フェルティルの宿をとったのであります。

皆既帯ギリギリに位置する宿では完全皆既時間(太陽と月が完全に重なっている状態)はおそらく30秒という一瞬の出来事。そもそも今回は皆既帯中心でも2分30秒足らずという短い日食だけに十分な準備と観測地選びが欠かせない。そして今回の日食の最大のポイントは夕方であること、アンデスによって日没前に太陽が隠され、皆既から部分日食を経て元の太陽に戻るところまでは見届けられないのである。さらに我々が観測予定の皆既帯を通る幹線道路は2か所だけという立地、冬なので数日前からキャンプインということもできないため、当日の道路混雑が想定される。

バックパッカー的にはヒッチでもして行き当たりばったりな日食旅をしたいところですが、今回はいろいろと厳しい条件があるため、アルゼンチンのサンファンでレンタカーを予約し、観測地調査に向かうスケジュールを立てた。できれば4WDでゴンゴン荒野を走り、まるで車のコマーシャルのようにロマンを追いかけたい感じではありますが、費用の問題もありまして普通の乗用車で。

 

10か月前に早々にイベリア航空、Madridトランジットの総渡航時間 33時間をGETしたときにブログを書いたと思いますが、日本から向かうはチリのサンティアゴ。最初はパタゴニア周遊なんていうお気楽な妄想もしておりましたが、突っ込んだ計画を立てていくうちに、そんなことやってる時間ないぞ!ということになり、日食前は世界遺産のバルパライソのAir B&B3泊、これはチリ人のお金持ち物件らしく、豪遊モード!チリのシーフードを楽しみたいと思います。

その後、再三の計画変更を経て、アルゼンチンはサンファンに突撃。車GETして下見、ベースキャンプになるサン・アグスティンに宿泊して翌朝早々には出発して、前日下見した観測地イン!そこまではすべて予約済。今までこんなに予約して旅したことないですよ、ホントに。
そのあとはアルゼンチンワインの70%を産出するメンドーサでカルベネソーヴィニオンでも飲もうかと考えています。

そんなわけで、前回一昨年に訪れたアメリカオレゴンの日食旅は1か月ということもあり、ステハはスタッフによる営業を試みましたが、今回は2週間なのでお休み!という度胸のある行動でご迷惑をおかけすることになりました。赤字覚悟の計画も日々皆様に支えられてる感を信じきれるからこそであります。

土産話をガッツリ用意して、お休み明けは7/11(木)からお待ちしております!
旅立つ前のワクワク話も6/24(月)までしちゃいます。
お休みは6/25(火)~7/10(水)です。お間違えのないようよろしくお願いいたします。