毎月第一金曜19時は旅の座談会「旅活」
旅をしていい事は何かというと、やはり日本の客観的に見れることかと思います。もちろん、絶景を見れば感動するし、同じ趣味の友人はできるし、インスタ映えする写真も撮れると思いますが、帰ってきて何が自分に大きく影響しているだろうと思うと、日本はあれやこれやと暗黙のやってはいけないことに縛られていることに気づきます。

同じ髪の色、同じ黒い目、同じ言語を話し、教育レベルや経済レベルがほとんど同じ鎖国をしていた島国は「みんなと同じこと」が統治者から求め続けられました。それは枠から外れないように、よく言えばみんな力を合わせて頑張るにはもってこいの政策だったと思います。でも、世界から見ると個性を殺し、効率的に納税するようにしつけられてきたとも言えるでしょう。

「付和雷同」という言葉がありますが、ブームが起こりやすい、要は爆発的な経済効果を生み出しやすい。我々のような商業を営む者には有り難いことかもしれません。でもその裏で物の価値を知り選ぶことができにくくなったり、自分で考えて行動することができにくくなっているとも言えます。

独立するというもの、日本から出る行為に似ています。雇われていないので上司はいませんし、あれやれこれやれはありません。全部自分達で考えて行動してます。そうすると会社や上司はいませんので世間や社会を見ます。すると大多数の人々はコマーシャルやメディアによって個々の意思に関係なく揺り動かされているのが見て取れます。

本当に自分の人生を生きたいなら、こちら側で生きるのが断然いいと思います。その入り口として旅を選ぶのは正しい選択といえるでしょう。皆さまのお越しをお待ちしております。

【旅活vol.88　旅の座談会】
日時：12/7（金）19：00-23：00
参加費：無料（要オーダー）
※予約不要、遅刻早退自由