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連休日記vol.22 福島秘湯⑩高湯温泉 山形⑪姥湯温泉編

高湯 貸切 熱い!

高湯 露天 味ある

赤湯温泉 湯治場

かなり きてる東北はもう紅葉

姥湯 秘境です

絶景露天 これまた熱い

五色温泉 渋い 好き♡

おまけ、秘境に住む友人

2018年はまさに全国秘湯巡りに休みを費やした感がありますな。日本秘湯の会の温泉を攻めに攻めて宿泊で9軒目と1泊招待まで大手をかけた連休日記vol.22は前回に引き続き福島温泉大国を再訪し、更に3連休にして山形まで北上敢行!

あいにくの雨にたたられたものの、行きは曇りで高速で4時間、明るいうちに福島は福島市にある高湯温泉、こちらは乳白半透明色でガッツリ硫黄臭、いかにも秘湯という感じ。しかし源泉52度で加水加温なしかけ流しなので熱い!でもインスタ映えするし宿も綺麗、しかもご飯が美味しいし、量が何といってもいい。最後に出てくるおひつのご飯がもう1膳くらいしかなかったのに感動。いつも宿のご飯はこれでもかで量が多く、残すのがストレスになるのに、ここは考えられている、素晴らしい◎

いつも秘湯巡りの翌日は懲りずに秘湯の日帰りを攻める。でお次は赤湯温泉。ここはかなり寂れていて宿泊は難しい。しかしこのエリアで唯一の赤湯と白湯がある湯治場で、絶対じゃらんとかで集客はしてなくて、地元の老人相手に病気を治すのに利用されている感じ。地元のおじちゃんにガンガン話しかけられて、それはそれで旅感バッチリ。鉄分豊富な湯は効きそう。

2泊目、初の山形に北上。といっても県境なので数時間で着いてしまうのです。目指すは米沢の姥湯温泉。ここはいままでの温泉巡りで一番秘境。行けども行けども着かない。壮大な渓谷の一番奥にある桝形屋さんは駐車場から徒歩で山道を歩いていかないと宿に着けない。老人客の多い温泉宿なので荷物はロープウェイで運んでくれる。しかし若者(我々のことです)は自分で荷物も持っていきなさい的な感じだったけど。

夕方には小雨模様の中、とりあえず夕食前に露天を攻める。凄い景色、これぞ秘境。宿に山形県のでかい観光ポスターはまさにここの露天風呂を上空から撮ったものじゃないか!そりゃ絵になるもんなぁ、ここどこ?行ってみたい!となる温泉です。ここも高湯と泉質は似てて乳白激熱。う~む、ゆっくりはできんのだ。

最終日、更に五色温泉。ここはスキー場の合宿所かという広大な宗川旅館。露天は離れにあって木造の2階部分に質素な木の風呂で透明無色、ぬる湯。でも味わいがあり湯温も優しい、やや滑、気持ちいい。ついつい妄想でこの旅館を買い取ったらどうするかを夢見ていいまたいい気持。さぁ、帰ろう!

小雨まじりの最終日、ただ帰るのがもったいないので福島の山奥に住んでいる友人宅にちょっとお邪魔しようと一路福島へ。行ってみるとこれがまた秘境。人里離れた山奥に山ごと購入、しかも山林の杉の木を切り出して自分の家を作ってしまったという仰天夫婦、それはなんとステハで毎年販売している「はからめカレンダー」を作成している鈴木夫妻の家なのです。

県道から舗装されていない農道(っていうか畦道)を軽バンで突き進み奥地に入り込むと先ずカヌー製作所が立っていて、その奥に別荘的な家が鎮座しています。山を買って10年目、家を建てて3年というと、なんと震災の直前に福島の山を買ったわけです。それから悩んだ挙句、家を建てることを決意、生活は要らないものは買わない、山の木やせせらぎの水、山菜などの山の幸をフル活用。トイレはコンポスト。人間やればできるのです。当然、話は盛り上がり遅くまで滞在して帰宅は深夜。

やぁ、盛りだくさんの連休でございました。