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SHIMOKITAZAWA
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アメリカ旅~西海岸から流木採集の巻~

8月12日~9月12日までの1ヶ月間、アメリカ北西部を旅してまいりました。
8年ぶりの月単位の旅、期待いっぱいに旅立ち、今までアメリカはNYとロスくらいしか知らなかった我々は北西部から中部にまで足を伸ばし、ザ・アメリカ!を体感。皆既日食、国立公園、アメリカの人々、食べ物、いといろお伝えしたいことがありますが、先ずは、流木から!

遠渡はるばるアメリカに行ってまで流木ハンターズは活躍しておりました。アメリカ西海岸は太平洋の荒波に揉まれた流木がたくさん打ち上がっている!ものの、問題は米松が中心の為、針葉樹はあの甘美な曲線を持っていないので今回は木片とレッドウッドの皮を中心に獲得してきました。

最初の写真にある流木で囲まれたサークルは西海岸の文化として根付く「DRIFT WOOD FORTS」と呼ばれる要塞で、いわば隠れ家的なオブジェを海岸で作るアートです。最初は何だろうと思って見ていたんだけど、どのビーチに行っても違ったフォームのFORTSがあり、ひとつの文化になっていることを知りました。

また、8月というのにカルフォルニアからオレゴン、ワシントンにつながる海岸のビーチは北海道より北に位置し、アラスカからの寒流の影響もあって寒くて入れないというのも彼等のビーチ遊びに拍車がかかったのかもしれません。写真の通り、ワシ(マスター)は夏なのにフリースを着ております。なるほどLAが人気の観光地になるわけです。

流木を見つけると早速拾いだし、ちょっと待てよ!ここはアメリカだけど持って帰れるのか?木の実などは検疫に引っかかるから流木も・・と心配はしたのもも、気が付けば両手に持ちきれない流木。一度拾った流木を手放す気になれず結局、段ボールに詰め込んでお土産に紛れ込ませてハンドキャリー。見事、今はステハの商品として陳列されております。

今回の目玉は拾った流木ではなく、manzanitaという木の根、車で徘徊していると流木屋というか自然が豊かなアメリカには木材を扱ったお店があちこちに点在し、そのまま販売していたり、加工して様々な家具やオブジェとしてたくさん、たくさんありました。これは間違いなく特産品であります。将来「流木博物館設立」計画を目論む私としては併設されたTREE HOUSEに釘付け。

というわけで、夏に海にこそ入れなかった西海岸ではありますが、満足、満足。
お店にまだ出しきれない流木から西海岸の風を感じてくだされ!

と言うことで、アメリカ旅の報告は何回かに分けて報告致します!お楽しみに。